ゲストが困惑する結婚式の演出とは
新郎新婦や家族、友人の思いがつまったオリジナルな演出の結婚式は、出席者の心にも良い思い出として残ります。 でも中には出席者が思わず「?」と首をかしげる演出もあったりします。
結婚式の演出で参加者がオロオロ?
結婚式には演出がつきものです。思い出のムービーを流すのもそうですし、有志が出し物をするのもその一つです。
それは結婚式の定番であるのですが、中には演出が過度すぎてゲストが置いてけぼりになってしまうケースがあります。
どうしても自分たちが楽しみたいという気持ちが先行してしまう新郎新婦は、ゲスト置き去りの演出をしてしまいがちです。
置いてかれたゲストはたまったものじゃないですね。
では、実際どのような演出がやりすぎなのでしょうか。
強烈すぎる再現ドラマ
新郎新婦のなれそめやプロポーズをドラマ形式で紹介する、というのは比較的メジャーな演出です。
大抵はちょっとコミカルな中にほろっとくるエピソードをちりばめた、ハートウォーミングなものなのですが、中には、ダークなエピソードを余すところなく伝える、ヘビー過ぎる仕上がりのものも。
この手のものに、一般の出席者はどう反応してよいのか大変困ります。
趣味に走りすぎた演出
共通の趣味を通じて愛を育んだ新郎新婦の結婚式ですと、結婚式のコンセプト自体がこの趣味をベースにしたものになっていることが多いものです。
でもそれに全く興味がない人には、結婚式の演出全てが何が何だかわからないということに。
新郎新婦の趣味仲間が、最初から最後まで大ウケで大盛り上がりな中、それ以外の出席者はずっと白けていたという結婚式は、残念ながら案外多いようです。
全員参加型演出
地方によっては結婚式出席者全員で歌うとか踊るという風習があったりします。
その地方に生まれ育った同士の式で、出席者もその風習に通じているという人には何の問題もありませんが、その風習になじみが薄い出席者にとっては戸惑いと驚きの経験となります。
強制参加型演出
演出中で最も出席者からのブーイングを陰で受けるものがこれ。
出席者全員にミニスピーチを強制(もちろん事前連絡なし)、というのが一番よくあるケースですが、中には新婦のあこがれの映画のワンシーンのような舞踏会を、ということでムリヤリ初対面の人間とワルツを踊らされた、新郎の指導でゴスペルを熱唱させられたなど、大変ハードルが高いことを強制されたりもしています。
もちろん結婚式の主役は新郎新婦。皆はお祝いの気持ちで出席するのです。
でもこのような困った演出に遭遇したら「もう少しこちらの身にもなってよ」と思わず言いたくなってしまうものです。